【Google広告】キャンペーン自動入札には必須!コンバージョン値について徹底解説

コンバージョン値は、コンバージョンが発生した際に同時に記録するコンバージョン一回に対しての『価値』です。特に、オンラインショップで商品を販売している人々の中ではメジャーな項目です。本記事では、そんなコンバージョン値について詳しく解説しています。

コンバージョン値を設定する目的

コンバージョン値を設定する最大の目的は、キャンペーンで自動入札機能を使用するためです。自動入札を行うことによって、機械学習の力でクリック単価(CPC)やコンバージョン単価(CPA)を自動的に調整してくれます。

広告運用をされているマーケティング担当の方やアフィリエイト事業をされている方、広告だけではなくビジネスのコンテンツにも時間を注ぎたいものです。そういった時に自動入札機能を使用することによって、広告運用に費やす時間を大幅に削減することが出来ます。

自動入札機能の種類は複数存在しているのですが、その中でも『目標コンバージョン単価』『目標広告費用対効果』『コンバージョン値の最大化』の三つの内いずれかの入札戦略を選ぶ場合は、コンバージョン値の実装が不可欠になってきます。

コンバージョン値の種類について

コンバージョン値は、全てで3種類存在します。値の設定はコンバージョンアクション作成の際に行いますが、作成後でもコンバージョンアクション編集画面より設定内容を変更する事ができます。

すべてのコンバージョンに同一の価値を割り当てる

このオプションを選択すると、発生した全てのコンバージョンに対して均等な値が割り振れられます。例えば、成約前のユーザーがお問い合わせをする目的であるコンバージョンの場合、その見込み顧客は平均でいくらの価値があるかをそれぞれ発生したコンバージョンに割り振ることが出来ます。

コンバージョンごとに異なる価値を割り当てる

このオプションを選択すると、発生したコンバージョンそれぞれに異なる価値を割り当てる、言わば動的な値を集計する事ができます。オンラインショップを運営している人にとっては、決済額を値として集計する事が必然的です。

ただ、このオプションの設定をするだけでは動的な値は計測されません。オンラインショップで決済がある度に、その売上金額を動的にコンバージョンタグへ値として設定する必要があります。JavaScriptの知識が必要になるので、中級者向けの設定です。設定方法については以下の記事を確認してください。

Googleタグを使用している場合

Google タグマネージャを使用している場合

このコンバージョン アクションでは値は使用しない

発生するコンバージョンに対して何も価値を与えない場合、このオプションを選択してください。ただ、Google広告のキャンペーンの機械学習に貢献できなくなるので、非推奨となっています。